成田空港出発ロビーレポート

1.現在の成田空港の様子

2020年4月コロナウィルスによる最初の緊急事態宣言発令から1年が経ち
2度目の緊急事態宣言が明けたばかりですがコロナウィルスの収束目途は立っておらず、
空港の活気は戻っていない。

第一ターミナル出発ロビーの様子。カウンターはほとんどがクローズの状態

 

 

 

 

一部フライトのあるカウンターは賑わいを見せるがやはり利用者は少ない

メキシコ行きとマニラ行きの複数便同時チェックインの様子

メキシコは2021年4月9日時点で観光での渡航は可能、PCR検査陰性証明書の提示も不要だが
入国条件が緩くても家族連れや観光をしに行くという人は皆無。
現状は母国への帰国や業務渡航のみと思われる。

またチェックインカウンターは利用者数にもよるが早期クローズする場合もあるとのこと

逆に必要書類のチェックに時間がかかるため、早期オープンしているところがほとんどで
出発約3時間前からカウンターに航空会社スタッフが集まり受付を開始していた。

 

 

一部の便は行列ができるほどの混雑

ベトナム行きのチャーター機はチェックインのため朝5時から行列が出来ていた。

 

成田空港発のリムジンバスは運航が縮小されているため乗車チケット売り場も併せて縮小

 

出発ロビー4階の車寄せは閑散としている

 

 

2.コロナ対策

 

各航空会社はそれぞれ独自のコロナ対策を行っている。
チェックインカウンターでのPCR検査陰性証明書の提示、健康証明書の提示等。

特に厳重にチェックしているのはアシアナ航空で
チェックインカウンターに入る前に体温検査を空港スタッフが行い、体温が正常な方のみカウンター前まで通すよう徹底。

出国審査前のセキュリティチェック前 ソーシャルディスタンスを守るよう床面にシートが張られている

アルコール消毒液の設置と非接触リーダーへチケットをかざして入場、係員も極力少なく配置されている

空港内に配置されている椅子

 

成田空港PCRセンター

仮設のPCRセンターは外側に待ち相席を設けておりソーシャルディスタンスを徹底している。

 

成田空港PCRセンターホームページリンク

https://www.nms-pcr.com/

検査受付から最短2時間で陰性証明書発行が可能
通常であれば病院へ予約し受診数日後に陰性証明書の発行となることが多く
急な出張や、入国時48時間以内にPCR検査を受診した陰性証明書が必要といった国(ドイツ等)へ渡航する際に重宝する。

 

3.お店の様子

各ターミナルではほとんどのお店が閉鎖している状況。
ショッピングができるようなお店は営業しておらず、
一部の食事ができるお店やコンビニのみオープンしている。

 

下記は成田空港HPの臨時休業ご案内リンク

https://www.narita-airport.jp/jp/news/coronavirus_shops

 

第一ターミナル

 

第二ターミナル

 

営業中の中華料理屋さんはアクリル板でコロナ対策を実施、入店前の消毒を徹底

営業中のお店は遅くとも20時には閉店する時短営業となっており、
以降の食事はコンビニで取る以外方法が無いといった状況。

 

4.その他

KIOSK自動チェックイン機(準備中)

スタッフ対応不要となるためコロナ対策に一躍買う設備となりえる。