ハイチ トロピカルストーム「エルサ(Elsa)」の接近について

※各情報は最新・正確な情報を慎重に収集しておりますが、流動的なため予告なく変更となる場合がございます。
※フライト搭乗拒否や入国拒否された場合、その他発生した問題に対して当社は一切その責任を負いませんので予めご了承下さい。
※最新情報は出典元・各国大使館/領事館・公的機関のサイト等を必ずご自身でご確認下さい。

●トロピカルストーム「エルサ(Elsa)」が今週末ハイチ西部に最接近する予報です。

1 トロピカルストーム「エルサ(Elsa)」が、ベネズエラ北部の海上を北西へ進んでおり、7月3日から4日にかけてハイチ西部に最接近すると予想されています。進路上にある地域及び海域では、強風や大雨のみならず、ところによっては高潮の発生、洪水・土砂崩れ等の被害や各種交通機関の混乱等も予想されます。それらに加えて、予測できない複合的な災害が発生する危険性が排除できません。
つきましては、以下の関連ウェブサイトを参考にトロピカルストーム「エルサ(Elsa)」情報や現地の気象情報の収集に努め、被害が予想される場合には渡航・外出を控える、あるいは日程・移動経路又は訪問地を変更する等、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。

【上陸・接近前の備え】

(1)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
(2)停電に備え、懐中電灯、ライター、ろうそく、携帯ラジオ、予備の電池等を準備するとともに、1~2週間分の飲料水・食料を確保・備蓄する。

(3)避難することも想定し、旅券、現金、雨具、携行用の水、食料等を準備し、いつでも持ち出せるようにしておく。
(4)強風で飛ばされそうなものは、屋内に移す又は固定する。

(5)避難場所や避難コースを確認しておく。
(6)家族等に緊急連絡方法や避難場所の確認を行う。

(7)沿岸部に居住・滞在の場合は高潮の発生にも注意し、あらかじめ安全な内陸部への避難を検討する。

【上陸・接近以降の対応】

(8)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
(9)外出は控える。

(10)現地当局からの避難勧告や指示に従う。また、避難後に日本大使館に連絡する。
(11)トロピカルストーム通過後も地盤のゆるみに伴う土砂崩れ等の二次災害に十分注意する。

(12)被害が発生している地域においては、略奪等の治安悪化の可能性にも十分注意する。
(13)被災地では、インフラの破壊(電気や水など)、物資供給不足、各交通機関の乱れ、電話等通信網の断絶等が発生しているおそれがあるため、被災地を訪れる場合には、情報収集を行いつつ慎重に検討する。

《 参考 》
米国ナショナル・ハリケーン・センター:( http://www.nhc.noaa.gov/ )

世界気象機関:( http://severe.worldweather.wmo.int/ )
ウェザー・チャンネル:( http://www.weather.com/ )

 

 

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=115065