カタール カタールへの入国・再入国に関する新たな方針について(7月12日から)

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(ポイント)
〇7月12日からカタールへの新たな入国・再入国方針が開始される。〇カタール到着の12時間前までにEhterazウェブサイトを通じた登録が必要となる。
〇日本はグリーン国に分類され、入国者の隔離等は以下のとおり。・ワクチン接種完了者は、隔離免除
・未接種者は、5日間の自宅隔離・接種未完了者等は、到着時の抗体検査で陽性の場合は隔離免除、陰性の場合は隔離4日目にRT-PCR検査を実施し、同結果が陰性であれば5日目に解放される。

(本文)
カタール保健省は、7月12日から適用される新たな入国・再入国方針を発表しました。一般方針
1 カタール国籍者及び在留者は、カール政府の渡航・入国方針を遵守することを条件に常に海外渡航が可能である。2 カタール政府は、危険度に応じて各国をグリーン、イエロー、レッドに選別した。3 カタールへの渡航者(カタール国籍者及び在留者を含む)は、Ehterazウェブサイト(www.ehteraz.gov.qa)を通じて渡航の12時間前までに登録をし、必要な公式書類をアップロードすることが求められる。同登録等を終えた者には、「渡航許可」が発行され、同許可は、カタール便の搭乗時に職員に対する提示や入国時に入国審査官への提示が求められる。
4 新型コロナウイルス・グリーンリスト国以外の国に渡航を希望するワクチン未接種のカタール国籍者及び在留者は、渡航前に、カタール航空のウェブサイト「Discovery Qatar」に掲載されている隔離ホテルパッケージを予約しなければならない。5 渡航者は、渡航目的国で適応される隔離手続、期間、新型コロナウイルス陰性証明書の必要性について把握しておく必要がある。
6 国外への渡航者は、カタール保健省によって公表されている私立医療機関の1つで新型コロナウイルスPCR検査を実施すること。7 RT-PCR検査は、地元保健当局によって承認された医療機関で実施された新型コロナウイルスPCR検査であること。
8 新型コロナウイルス感染から回復したGCC国籍者は、ワクチン接種証明書の原本(カタール保健省に承認されているワクチンを少なくとも1回)、RT-PCR検査、QRコード付き新型コロナウイルス感染証明書を提示する必要がある。9 雇用主は、雇用者の出国日及びカタールへの帰国日を調整する必要があり、同計画には隔離期間を考慮するべきである。
10 カタールでトランジットする全ての搭乗者は、カタール到着72時間以内の渡航前PCR検査証明書が必要である。また、目的地において更なるPCR検査が求められる場合には、ハマド国際空港において1検査300カタール・リヤルで受検可能である。11 ホテル隔離方針が適応される場合、カタール政府が国外治療(the Medical Treatment Committee Abroadの書面あり)を受けた患者及び公認同伴者のホテル隔離パッケージの費用を負担する。雇用主は、公式派遣中の雇用者の隔離費用を負担すること。
12 自宅隔離では、宿泊条件が適切である必要があり、浴室を備えた個別の部屋が求められる。宿泊設備が不適切な場合には、カタールへの渡航前に「Discovery Qatar」にて隔離ホテルパッケージを予約しなければならない。13 ワクチン接種による隔離免除期間は12か月であり、2回目接種の14日後から起算する。免疫期間については、新たに判明したデータに基づき延長される可能性がある。
14 カタール保健省により承認又は条件付き承認されているワクチンは以下のとおり。(承認ワクチン)
・ ファイザー・ビオンテック ・ モデルナ
・ オックフォード・アストラゼネガ ・ ヤセン/ジョンソン・エンド・ジョンソン
(条件付き承認ワクチン) ・ シノファーム
〇 条件付き承認ワクチンの接種完了者は、到着時の抗体検査が求められ、抗体が陽性の場合には、隔離を免除されるが、その他の場合には、出発国に基づく隔離及びPCR検査が必要となる。〇 渡航者は、以下の条件を満たしたQRコード付きの公式なワクチン接種証明書の提示が必要となる。
(1)旅券の記載と一致する接種者の氏名(2)1回目、2回目の接種日
(3)ワクチンの種類(4)ワクチン製造番号(可能であれば)
(5)ワクチン接種機関の公式ロゴ又はスタンプ(回復者)
15 12か月以内に新型コロナウイルスの感染から回復したカタール国籍者及び在留者は、自覚症状がなくPCR検査が陰性の場合、国外からの帰国に伴う隔離を免除される。16 本規定は、カタール国内で診断された者に適応される。GCC諸国で診断され、カタール政府が承認する新型コロナウイルス・ワクチンを少なくとも1回接種している者は、GCC諸国の保健機関によって発行されたQRコード付き感染・回復証明書の提示を条件に、隔離を免除される。
17 渡航前における公式情報源やウェブサイトを通じたカタール政府の入国・再入国方針の変更に伴うアップデートの確認は、個人の責任である。グループA:カタール国籍者及び在留者(有効なQIDを保有するGCC国籍者を含む)
(カタールへの渡航前)1 入国の72時間以内に実施されたRT-PCR検査が求められる。同検査は、検査証明書が発行された地元保健機関によって承認された検査所で実施されたものであること。
2 Ehterazウェブサイト(www.ehteraz.gov.qa)を通じて、渡航の12時間前までに登録し、必要な公式書類をアップロードする。3 カタール保健省に承認されたワクチンの接種完了者で、2回接種が必要な場合は2回目、1回接種のワクチンでは1回目接種から少なくとも14日が経過していれば、隔離が免除される。
4 ワクチン未接種者、カタール保健省に承認されていないワクチン接種者、2回目接種から14日を経過していない者は、以下のとおり。(1)出発国に基づく隔離期間が適応され、「Discovery Qatar」を通じて隔離ホテルパッケージを予約する必要がある。イエロー国からの場合は7日間、レッド国の場合は10日間となる。
(2)0~11歳の子供は、両親と同じ方針に従う。両親がワクチン接種済みの場合は、子供もワクチン接種済みとみなされる。(3)ワクチン未接種の12~17歳の児童は、出発国に基づいた隔離が求められる。ホテル隔離の場合には、接種済みであっても両親の一方が同伴する。
5 グループAに属するワクチン未接種者で過去10日間に複数国を渡航した者は、より低いリスク分類国の隔離措置が適応されるが、適用されるより低いリスク国で最低10日間は滞在していること。6 グループAに属するワクチン未接種で国外治療から戻った者は、the Medical Treatment Abroad Committeeによる公式な許可書をEhterazウェブサイトを通じて提出しなければならない。グリーン国又はイエロー国からの患者及びワクチン接種済みの同伴者1名は、必要な期間、自宅隔離する(グリーン国は5日間、イエロー国は7日間)。一方、レッド国からの場合は、10日間のホテル隔離が求められ、ワクチン接種済みであっても同伴者が伴う。
7 ワクチン未接種の授乳母、妊婦、75歳以上の高齢者は、他のワクチン未接種に対する検査及び隔離方針に従う。(カタール到着時の検査及び隔離方針)
1 症状を有する渡航者は、各港の医療チームに必要と判断された場合に検査される。2 ワクチン未接種者、カタール保健省に承認されていないワクチン接種者、2回目接種から14日が経過していない者は以下のとおり。
(1)グリーン国からの場合は、5日間の自宅隔離となり、4日目にPHCCにおいてRT-PCR検査を受検し、陰性の場合には5日目に解放される。(2)イエロー国からの場合は、7日間のホテル隔離となり、6日目にホテル内において実費でRT-PCR検査を受検し、陰性の場合には7日目に解放される。(3)レッド国からの場合は、10日間のホテル隔離となり、初日及び9日目にホテル内において実費でRT-PCR検査を受検し、陰性の場合には10日目に解放される。
3 レッド国からのワクチン接種済み渡航者は、到着時にハマド国際空港又は国境において、実費でRT-PCR検査を受検し、陽性の場合には、隔離プロトコルに従わなければならない。グループB: 家族訪問者、ビジネス、観光(QID未保有/非在留者のGCC国籍者を含む)
〇 入国は、一般方針13,14,15,16に規定されるワクチン接種完了者又は回復者に限られる。(ワクチン接種完了者)
1 カタール保健省に承認されたワクチンの接種完了者で、2回接種が必要な場合は2回目、1回接種のワクチンでは1回目接種から少なくとも14日が経過していれば隔離が免除される。2 0~11歳の子供は、両親と同じ方針に従う。両親がワクチン接種済みの場合は、子供もワクチン接種済みとみなされる。
3 ワクチン未接種の12~17歳の児童は、出発国に基づいた隔離が求められる。ホテル隔離の場合には、ワクチン接種済みであっても両親の一方が同伴する。4 渡航者は、カタールで承認されているSIMカード(Ooredoo又はVodafone)を使用したスマートフォンにEhterazアプリケーションをインストールして起動させなければならない。

Ehterazアプリケーション方針1 カタールに入国・再入国する渡航者は、各港到着時にスマートフォンにEhterazアプリケーションをインストールし、起動しなければならない。そのために、渡航者は以下を手配する必要がある。
(1)地元通信会社のカタールSIMカード(Ooredoo又はVodafone)(2)インターネットアクセス
(3)Android6又はIOS13.5以上のスマートフォン(4)Google Play, Apple App Store又は他の検索エンジンを通じてアプリケーションをダウンロードする。
(5)SIMカード及びスマートフォンはハマド国際空港及びアブ・サムラ港において購入可能である。2 外交、行政カードの保有者、VVIP訪問者は、例外となる。
3 隔離期間中は、陰性結果が判明するまでEhterazの健康ステータスは黄色となる。4 カタール国内でのワクチン接種完了者は、Ehterazの健康ステータスが金色枠に緑色となり、PCR検査が陰性の場合には、隔離免除となる。なお、ワクチン2回目接種から14日間が経過していること。
5 国外でワクチン接種を完了した者のEhterazの健康ステータスは、システム上のワクチン接種データがアップデートされるまで、金色枠のない緑色のままとなる。ウムラ(メッカ巡礼)からの渡航者
1 ウムラから戻ったカタール国籍者及び在留者で、有効なPCR検査証明書を提示できない者は、搭乗を認めるものの、ハマド国際空港又はアブ・サムラ港到着時に、300カタール・リヤルを支払いPCR検査を受検しなければならない。2 全ての渡航者は、サウジアラビアの方針に従いワクチン接種済みでなければならず、ウムラ及びメッカ訪問はワクチン接種者のみとなる。
3 ウムラを計画している個人は、寄進・イスラム関係省の発表による方針及び手順を参考にすること。新型コロナウイルス危険度に基づく国々
グリーン国:日本を含む30か国イエロー国:88か国
レッド国 :94か国(https://covid19.moph.gov.qa/EN/Pages/Qatar-Travel-Policyy.aspx)

(お問い合わせ先)  在カタール日本国大使館 領事班
電話: (+974)4440 9000  FAX:(+974)4029 3655
メール: eojqatar@dh.mofa.go.jp  現在,来館には事前予約が必要です。
詳細は当館ホームページをご確認ください。○本メールは,在留届に登録されたアドレスに自動配信されております。
○3か月以上滞在する方は,必ず在留届を提出してください。○3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。
どちらも下記URLからオンラインで簡単に手続きできます。   https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html ※「たびレジ」簡易登録のメール配信停止(下記URLで手続きできます)   https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=115431