ルーマニア 新型コロナウイルス感染のルーマニアにおける現状等について(警戒事態の延長、レッドゾーン他の更新等)

※各情報は最新・正確な情報を慎重に収集しておりますが、流動的なため予告なく変更となる場合がございます。
※フライト搭乗拒否や入国拒否された場合、その他発生した問題に対して当社は一切その責任を負いませんので予めご了承下さい。
※最新情報は出典元・各国大使館/領事館・公的機関のサイト等を必ずご自身でご確認下さい。

●7月10日の政府決定第730号により、現在の警戒事態が8月10日まで延長されました。
●7月8日の国家緊急事態委員会決定第45号により、レッドゾーン他が更新されました。日本は引き続きグリーンゾーンですが、EU域外のため、ルーマニア入国後に14日間の自主隔離を要請されます。●7月12日発表の一日当たりの新規感染者数は39人、死亡者数が2人、集中治療を受けている患者が55人となっています。

1.警戒事態の延長
7月10日の政府決定第730号により、警戒事態が8月10日まで30日間延長されました。なお、規制緩和については、皆様の生活に直接関係するものはないと思われますが、今後お知らせすべきものが判明した場合は、領事メールでご案内いたします。政府決定第730号原文リンク
http://legislatie.just.ro/Public/DetaliiDocumentAfis/244240 当館仮訳のリンク
https://www.ro.emb-japan.go.jp/files/100211607.pdf2.ルーマニアへ入国する場合の隔離等の措置
(1)ルーマニアへ入国する場合に隔離等の措置となる、レッドゾーン、イエローゾーン、グリーンゾーンの対象国・地域が、7月8日付国家緊急事態委員会決定第45号で更新されました。直近14日間の人口1,000人あたりの感染者数が0.2人の日本は、引き続きグリーンゾーンですが、以下(2)のとおり、EU域外国の扱いとなるため、入国後14日間の自主隔離を要請されます。国家緊急事態委員会決定第45号原文、各ゾーンリストのリンク
http://www.cnscbt.ro/index.php/liste-zone-afectate-covid-19/2564-lista-state-cu-risc-epidemiologic-ridicat-din-08-07-2021/file

ア グリーン及びイエローゾーンからレッドゾーンに上がった国・地域 フィジー、チュニジア、ジャージー、キプロス、キューバ、
パナマ、英領バージン諸島

イ レッドゾーンからイエローゾーンに下がった国・地域
バーレーン、チリ、トリニダード・トバゴ、米領バージン諸島、ボリビア

ウ レッドゾーン(直近14日間の人口1,000人あたりの新規感染者数が、3人以上)24か国・地域
セーシェル、コロンビア、ナミビア、モンゴル、アルゼンチン、 クウェート、フィジー、チュニジア、ウルグアイ、ジャージー、
オマーン、キプロス、モルジブ、英国、ブラジル、南アフリカ、コスタリカ、スリナム、キューバ、パナマ、
パラグアイ、英領バージン諸島、ネパール、インド

エ グリーンゾーンからイエローゾーンに上がった国・地域
カザフスタン、ポルトガル、スペイン、イラク、ロシア、 ボリビア、ザンビア、イラン、アンドラ

オ イエローゾーンからグリーンゾーンに下がった国・地域 シントマールティン、スリランカ

カ イエローゾーン(直近14日間の人口1,000人あたりの感染者数が、1.6人以上3人未満)19か国・地域 チリ、セントクリストファー・ネービス、アラブ首長国連邦、ジョージア、
カザフスタン、ポルトガル、マレーシア、ボツワナ、スペイン、 トリニダード・トバゴ、バーレーン、イラク、ロシア、ボリビア、
ザンビア、イラン、米領バージン諸島、アンドラ、ガイアナキ 上記以外の国は、グリーンゾーン(直近14日間の人口1,000人あたりの感染者が、1.5人以下)
日本(0.2人)等

(2)グリーンゾーン中のEU域内国からのルーマニア入国者に対しては、新型コロナウイルス防疫のための隔離措置などは要求されません。しかし、日本を含むEU域外からの入国については、レッド、イエロー、グリーンのゾーンの分類に関わらず、自宅や指定された施設での14日間の自主隔離措置が執られます。
自主隔離を免除される例外となる対象は、すでにEUで認可された新型コロナウイルス対応ワクチン(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソンアンドジョンソンのいずれか)を接種済みであること、または新型コロナウイルスへの感染確認から14日間経過していること等となっています。これらを証明するための書類については、ルーマニア語または英語で作成または翻訳されていることが必要です。(EU域外国からの入国者で、隔離が免除となる主な対象)
ア 24時間以内のトランジット。イ 新型コロナウイルスへの感染確認から14日経過していることを、入国前90日以内に発行された証明書(PCR陽性証明、退院証明、入国14日以内に取得した抗体検査結果)で証明できる者。
ウ EU規定ワクチンの接種が終了していることを、各国の保健当局が発行する書類で証明できる者。エ 3歳未満の者(PCR検査陰性証明の提示不要)。
オ 3歳から15歳までの、到着72時間前までのPCR検査陰性証明書の提示がある者。カ ルーマニアで活動する企業の代表・従業員で、出張から戻る者。
キ ルーマニア国内に支社を置く外国企業の代表で、ルーマニア国内の支社との関係が証明できる者。ク ルーマニア国内で行われるスポーツ大会関係者(選手、審判、報道関係者等)。
ケ ルーマニア国内での撮影チーム(入国前72時間以内に取得したPCR検査陰性証明書の提示が必要)。コ 外交団に所属する者。

(3)EU域外のグリーンゾーン、またイエローゾーン及びレッドゾーン対象国・地域からの入国に際して、上記の証明等がない場合は、入国後8日目に検査をした結果陰性かつ症状がない場合は、隔離を10日間に短縮するとなっています。
(4)レッドゾーン及びイエローゾーンとの航空便については、ルーマニア以外の国による防疫措置等により、陰性証明書の提示等が要求される場合もありますので、詳細については各航空会社の指示に従ってください。

3.ルーマニア国内の新型コロナウイルス感染状況
(1)7月12日13時時点での内務省傘下の戦略コミュニケーション・グループの発表によれば、ルーマニア国内での新型コロナウイルス感染者数は、累積1,081,275人、前日からの増加は39人。死亡者数は、累積34,219人で、前日からの増加2人。集中治療室の患者は55人となっています。直近14日間の人口1,000人あたりの感染者数は、ブカレスト市で0.04人、全土でも0.03人と減少していますが、引き続き感染予防に注意してください。以上の統計は、ルーマニア保健省国立公衆衛生研究所の以下のウェブサイトから最新情報が確認できます。
https://instnsp.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/5eced796595b4ee585bcdba03e30c127

【問い合わせ先】
在ルーマニア日本国大使館領事部電話:+40-21-319-1890(大使館が閉館している時間は,業務委託先へ転送されます)
メール:consular@bu.mofa.go.jp領事メールの受信希望の方は,以下のリンク先から手続きをお願いします。
3か月以内の滞在の方は「たびレジ」,滞在されていない方は「たびレジ」簡易登録https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
3か月以上滞在予定の方は,「在留届」登録https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=115617