ナイジェリア 【大使館からのお知らせ】新型コロナウイルス・ワクチンの接種状況等

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【ポイント】
13日、ナイジェリア一次医療促進局(NPHCDA)のシュアイブ長官が当地記者会見にて、ワクチン関係の発言をしましたところ、御参考までにその概要をお知らせいたします。

【本文】
13日、ナイジェリア一次医療促進局(NPHCDA)のシュアイブ長官は、記者会見にて、ナイジェリアはワクチン接種の第1フェーズを終了しましたが、今後数週間のうちに第2フェーズの接種を開始できるよう準備を進めている旨、また、これまでのワクチン接種で重症とされたのは148件のみで、ワクチン接種に関連した死亡例はなかった旨述べるところがありました。つきましては、同長官の発言の概要を以下のとおり報告いたしますので、参考にしてください。
右発言は以下のURLから閲覧可能です。 https://www.facebook.com/NPHCDA/posts/4491886767502608

1.主要メディアの協力もあり、ワクチン接種に関する誤解は次第に明らかになってきていますが、NPHCDAとしては、引き続き警戒を怠らず、真実に基づく情報を提供し、ワクチン接種の必要性を理解してもらう必要があると考えています。

2.ナイジェリアは、保有ワクチン402.4万回分の98%に当たる3,938,945人回分のワクチン接種を行うことができました。
これまでのワクチン接種を通じて、予防接種後の有害事象(AEFI)としては、軽症/中等症が14,550件であり、重症とされたのは148件のみでした。また、ワクチン接種に関連した死亡例は記録されませんでした。

3.ナイジェリアにおけるワクチン接種計画の第1フェーズは終了しましたが、今後数週間のうちに第2フェーズを開始するべく準備を進めています。また、今後数か月の間に以下のワクチンがナイジェリアに出荷される旨の連絡を受けています。

●COVAXから、本年7月末から8月初までにオックスフォード/アストラゼネカ製ワクチンを3,924,000回分
●米国政府がCOVAXに寄付した分から、8月にファイザー/バイオNテック製ワクチンを3,930,910回分

●COVAXから、 第3四半期にファイザー/バイオNテック製ワクチンを3,577,860回分
●AU委から、9月末までにジョンソン&ジョンソン製ワクチンを29,850,000回分

4.NPHCDAは、様々なワクチンの保管、配布、セキュリティ及び説明責任のために必要なすべてのロジスティックスを整備しています。また、超低温を必要とする全てのワクチンを受け取ることができるよう準備すべく、ナイジェリア連邦政府は、U701型超低温冷凍庫を60台調達しており、それらを全36州および連邦首都圏区(FCT)にそれぞれ配備する予定です。

5.ワクチンは、18歳以上の方であれば誰でも接種可能であり、これには妊娠中や授乳中の女性も含まれます。したがって、対象となるすべての人に登録していただき、予定日に接種できるようにしていただきたいと思います。

6.ナイジェリア連邦保健省とその関連機関は、地元パートナーであるBiovaccines Nigeria Limitedを支援し、ワクチンの現地生産を目指します。

7.ナイジェリアでも、新型コロナウイルスのデルタ変異株が検出されましたが、ワクチンの追加投与を待つ間、感染防止のため、マスクの着用、ソーシャル・ディスタンスの確保、手指の消毒など、医薬品以外の公衆衛生上の対策を継続して行うことが重要です。

 

 

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=115783