リトアニア国内における新型コロナウイルス感染者等の状況(7月14日)

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1 リトアニア国内における感染者等(7月13日)
新規感染者:計80名(先週6日:33名)累計感染者:計279,381名
13日付死亡者:計0名(先週6日:0名)累計死亡者:計4,402名
注意:感染者数等は政府公式HP等で発表されたものですが、後に変更されることもあります。

2 報道内容
・7/13、新規感染者数が再び増加傾向にある中、シモニーテ首相は、今週行われる政府会議で、より広範囲な職種に対して定期的な検査を義務付ける方向で協議を行う意向だと述べました。検査数を増やすことで、速やかに新規感染者を把握し、感染拡大防止に繋げたい考えです。また、将来的には職種によってワクチン接種を義務付ける可能性があることも否定しませんでしたが、これについては、まだ具体的に検討する時期ではないとしました。この他、新規感染者数の増加に伴い、今後、Freedom IDが必要な活動が増えていく可能性があるとも述べました。新規感染者数が増加傾向にある中で、新規ワクチン接種者はここ数週間減少してきています。医療体制の逼迫を避けるためにも、このままの状況が続くのであれば、規制強化についての議論を再開せざるを得なくなるとし、ワクチン接種に消極的な20~40代に向けて、改めて接種を促しました。
・7/13、国立社会保健センターは、1週間の感染状況報告を行い、前週に比べてクラスター数に変化はなく、 18件のままだったとしました。クラスター数は7週連続で減少していたが、それがストップする形となりました。規制が緩和され、人と人との接触が増えた今、感染拡大を回避するためには、ワクチン接種が最も重要であるとしました。
・7/14、ナウセダ大統領は、ワクチン接種テンポが落ち、目標の7月中に国民7割の接種完了が達成されないどころか、約80万回分ワクチンが未使用のまま保管されている現状について、保健省の消極的な姿勢を批判しました。

・7/14、グドレヴィチエネ首相顧問は、ハイリスク群患者や医療関係者等に対する3回目のワクチン接種について、諸外国の例や専門家の意見を参考に検討中であると述べ、早ければ8月―9月には開始される可能性があるとしました。

3 感染が疑われる場合のリトアニア国内の連絡先等について【新型コロナ相談窓口】(1808)
在留邦人・旅行者の皆様に発熱と呼吸器系の症状が続くなど,新型コロナウイルスの感染が疑われる場合

ア コロナ相談窓口(午前8時から午後8時,英語可能)「1808」に電話をして状況を説明する。
イ 指示により病院に行く必要がある場合には,バスやタクシーの使用は出来ず,自家用車で行く必要がありますが,自家用車が無い場合には,自治体が搬送することが義務づけられています。指示に従ってください。

ウ 検査後は,検査結果が出るまで自主隔離となります。陽性で,入院の必要があると判断される場合には,救急車が来ます。
上記のようなドライブスルー検査を行っております。詳しくは,
「こちら(https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00030.html)」をご覧ください。
ドライブスルー検査以外にも,有料ではありますが,私設のクリニックで検査を受けることもできます。

なお,リトアニア国内では,日本語で受診できる病院はありません。

4 感染症の予防について  基本的なことですが,以下の対策を続けることが重要です。
(1)石鹸やアルコール等を用い,定期的な手洗いを励行する。

(2)外出先から帰宅すれば,手洗いとうがいを徹底する。
(3)なるべく公共交通機関や人込みを避ける。

(4)咳や発熱の症状のある人との接触を避ける。

 

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=115869