ノルウェーにおける入国制限・自己隔離措置対象国(地域)の変更及び感染状況等(8月13日現在)

※各情報は最新・正確な情報を慎重に収集しておりますが、流動的なため予告なく変更となる場合がございます。
※フライト搭乗拒否や入国拒否された場合、その他発生した問題に対して当社は一切その責任を負いませんので予めご了承下さい。
※最新情報は出典元・各国大使館/領事館・公的機関のサイト等を必ずご自身でご確認下さい。

●13日、ノルウェー公衆保健研究所(FHI)は、同日時点で累計143,207人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表しました(過去1週間で3,428人の増加)。
●13日、ノルウェー政府は、ノルウェー公衆保健研究所(FHI)が感染状況基準を満たす国及び地域の変更を行ったことを受け、外国からの入国制限・自己隔離措置対象国(地域)の変更を発表しました。なお、日本は引き続きノルウェー政府が定義付けしている「その他第三国(地域)」となっているものの、ノルウェー外務省の渡航延期勧告の対象外となっています。
●居住地自治体の規制措置や推奨措置などの最新情報を収集するとともに、三密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避け、手洗い、うがい、咳エチケットの徹底など感染予防に努めてください。

1 ノルウェー国内の感染状況
13日、FHIは、国内の感染状況に関し、以下を発表しました(以下( )内の人数は対前日比、【 】内の人数は対前週(8月6日)比)。
(1)13日時点の累計感染者数は143,207人(+622人)【+3,428人】。
※ただし、地理的内訳は13日午後5時時点では未発表。
(2)13日現在の累計死亡者は808人(1人)【+4人】。
(3)その他、ノルウェー国内の感染状況等に係る最新情報は、以下FHIホームページからご確認ください。
https://www.fhi.no/en/id/infectious-diseases/coronavirus/daily-reports/daily-reports-COVID19/

2 入国制限・自己隔離措置対象国(地域)の変更(色分けの変更)
8月16日(月)午前0時より、以下の変更が適用されます。
○ブルガリア、リヒテンシュタイン、スロベニア、オーストリア:「緑」から「オレンジ」
○オランダ:「濃い赤」から「赤」○ルクセンブルク:「赤」から「オレンジ」
○ベルギー、リトアニア、スイス:「オレンジ」から「赤」
○北欧各国の自治体の一部(北欧各国は地域毎に色分けされている。詳細な色分けはFHIホームページ参照:https://www.fhi.no/en/op/novel-coronavirus-facts-advice/facts-and-general-advice/entry-quarantine-travel-covid19/)
○コソボ、ウクライナ、北マケドニア:「紫」から「その他第三国(地域)」
※なお、EU/EEA加盟国、スイス、英国及びEUの第三国リストの一部国・地域以外への不要不急の渡航を控えるようにとのノルウェー外務省勧告は、9月1日まで有効ですが、日本は引き続き「その他第三国(地域)」となっているものの、ノルウェー外務省の渡航延期勧告の対象外となっています。
(参考1)今次発表の詳細は、以下のプレスリリースをご参照ください。入国制限・自己隔離措置対象国(地域)の変更(8月13日付)
https://www.regjeringen.no/no/aktuelt/endringer-i-innreiserestriksjoner-karantenekrav-og-krav-om-karantenehotell-for-flere-land-og-omrader3/id2867501/(参考2)FHIの感染状況基準を満たす国及び地域(各国・地域の色分け)の最新情報は以下のFHIホームページの地図をご参照ください(但し、13日現在、上記の発表に伴う変更は反映されておらず、毎週日曜日深夜に更新される予定です)。
https://www.fhi.no/en/op/novel-coronavirus-facts-advice/facts-and-general-advice/entry-quarantine-travel-covid19/(参考3)各色の入国制限措置及び自己隔離措置の基準概要等は以下のとおりです。なお、QRコード付きのノルウェーのコロナ証明書(Covid-19 Certificate)が提示できる者及びEUの新型コロナウイルス証明制度に連携した証明書を提示できる者に対しては、国・地域の色分けを問わず、すべての検疫措置が免除されます。
1 「緑」の国・ノルウェー入国前の検査及び入国後の自己隔離免除。
・入国前登録及び国境での検査義務あり。・「緑」の国居住者はノルウェーへの入国規制が免除される。
2 「赤」の国・ノルウェー入国前の検査、入国後の自己隔離(隔離ホテル滞在は免除)、入国前登録及び国境での検査義務あり。
・一定の条件を満たす者(以下注1及び注2の者)のみ入国規制が免除される。
3 「オレンジ」の国
・現時点では、「赤」の国と同様の義務が課されるが、今後個別の要件が課される可能 性がある。
4 「濃い赤」の国
・ノルウェー入国前の検査、入国後の自己隔離、入国前登録及び国境での検査義務あ り。
・自己隔離は自己隔離用ホテルで行われなければならない。
・一定の条件を満たす者(以下注1及び注2の者)のみ入国規制が免除される。
5 「紫」の国
・一定の条件を満たす者(以下注1及び注2の者)のみ入国規制が免除される。
・「赤」の国と同様の義務が課される。
6 その他の国 (日本を含む一部のEU第三国リスト対象国地域)
・「濃い赤」と同様の義務が課される。
・一定の条件を満たす者(以下注1の者)のみ入国規制が免除される。(注 1)一定の条件を満たす者の定義(その1)
・ノルウェー人・ノルウェーに居住する外国人
・ノルウェーに居住する者に対する特別なケアの責任、又はその他の深刻な福祉上の配 慮等特別な理由によりノルウェーに入国する権利を認められる外国人・(ノルウェーにいる)子供と過ごすために入国する外国人
・ノルウェーに居住する者の近親者(配偶者・登録されたパートナー、同居人、未成年の子供・継子、未成年の子供・継子の親・継親等)
・外国メディアに所属するジャーナリストその他職員
・ノルウェーの空港でトランジットする外国人(シェンゲン域内外両方)・船員及び航空関係者 ・貨物及び旅客輸送を行う外国人
・ノルウェーの医療サービスで働くスウェーデン及びフィンランドの医療従事者・重要な社会的機能の分野で働く外国人
(※)重要な社会的機能と見なされるものの例:危機管理、国防、法・治安の維持、保 健介護 分野(薬局、清掃等)、救援、民間の IT セキュリティ、自然環境、サプライチェーンの維持、上下水、金融、電力供給,電気通信、運輸、衛星等(注2)一定の条件を満たす者の定義(その2)
ノルウェーに居住する者と以下の関係にある者・成人した子供、義理の子供、これらの両親又は義理の両親
・祖父母、義理の祖父母、孫、義理の孫
・18 歳以上の恋人及び同恋人の未成年の子供。9ヶ月以上の恋人関係で、物理的に面識がある場合に限る(これに該当する入国に当たっては、事前にノルウェー移民局への申請が必要となる。)。

3 新型コロナウイルスの感染予防、ノルウェー政府の対策、日本政府の対策や過去の当館領事メールなどは以下関連ホームページをご参照ください。
〇ノルウェー政府新型コロナウイルス・ホームページ
https://www.regjeringen.no/en/topics/koronavirus-covid-19/id2692388/
〇ノルウェー移民局(UDI)ホームページ
https://www.udi.no/en/about-the-corona-situation/
〇日本政府の水際対策に係る新たな措置(日本へのご帰国を検討されている皆様へ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
※ノルウェーから日本に帰国・入国する全ての人に対し、日本入国時の検疫において、出国前72時間以内に受検した新型コロナウイルス検査証明の提出が求められています。検査証明は厚生労働省が指定するフォーマットを可能な限りご利用ください。任意のフォーマットを使用する場合には、厚生労働省が有効と認める検査検体及び検査方法以外による検査証明では、無効なものと取り扱われるため、経由地を含め航空機への搭乗を拒否されるなど様々なトラブルや混乱が生じています。新型コロナウイルスの検査を受検する際には十分ご注意ください。
〇当館からの新型コロナウイルス関連最新情報ホームページ
https://www.no.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00045.html

【送信元】在ノルウェー日本国大使館 領事班
電 話: (+47)2201-2900
メール: ryouji@os.mofa.go.jp

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=117695