コートジボワール コートジボワールにおけるエボラ出血熱の状況について(9月1日)

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〇8月31日、コートジボワール保健・公共衛生省は、当地におけるエボラ出血熱に関してコミュニケを発表しました。

〇今後も最新の情報を入手するよう努めていただくとともに、当地においては、新型コロナウイルスの感染拡大は依然として収束していないことから、引き続き手洗い、うがい、マスク着用の励行に努め、人混みは避ける等感染予防にご留意ください。

8月31日、コートジボワール保健・公共衛生省は、当地におけるエボラ出血熱に関してコミュニケを発表しました。概要は以下のとおりです。

〇2021年8月14日、パスツール研究所による検査結果を受けて、コートジボワールはエボラ出血熱の発生を宣言した。本検査は、2021年8月8日にギニアのラベを出発し、12日にアビジャンに到着した患者に対して行われていたものであり、当該患者は国内の医療機関に入院し、隔離され、エボラ出血熱と診断されていた。
〇本ウイルスを対処し感染拡大を予防するため、世界保健機関(WHO)の規定に従い、コートジボワール政府は即座に公衆衛生上必要な措置を実施した(サーベイランス、治療、感染の可能性がある方々へのワクチン接種、医療機関や地域住民間における感染の予防及び検査等)。
〇コートジボワール政府は、本件を対処するにあたり迅速に協力をしていただいたWHO及びギニア共和国を含む関係各所に感謝する。診断を受けた患者は、パスツール研究所が8月21日及び23日に実施した2回の検査にて陰性の結果が出ており、既に回復したと判断されている。
〇国際保健規約(IHR2005)で推奨されているとおり、本件の検体は同時に、出血熱の検査機関として認められている参考検査所による確認を得るために、2021年8月27日、仏リヨンに所在するビオ・メリウ検査所へ送付されていた。
〇PCR検査及び血清の抗体検査の陰性結果を受け、コートジボワール政府は当該患者を非エボラ出血熱患者と判断することを決定した。従って、コートジボワールはエボラ出血熱発生国リストから脱することとなる。
〇今回の状況は、感染症に準備・対応するためのコートジボワールの国家システムが試される機会となった。
〇また、国内一部地域にていくつかの出血熱の感染が確認されている状況下において、国境及び国内における感染疑いの特定や国際保健規約(IHR2005)に沿った必要な措置を執っていくため、引き続き公衆衛生措置の強化を継続していく。
〇コートジボワール政府は、よりよい公衆衛生を保証していくことを、国民に約束する。

コートジボワールにおいては新型コロナウイルスの感染拡大は依然として収束していないことから、コートジボワールに入国、若しくは出国される際は、当館にご一報いただきたく、よろしくお願い申し上げます。

【連絡先】
在コートジボワール日本国大使館(トーゴ、ニジェールを管轄)
大使館代表:(225)27 20 21 28 63(内線111)
HP:https://www.ci.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryouji_j.html
Eメール :consulat@aj.mofa.go.jp

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=118631