パキスタン 宗教行事(チェヘラム)に関する注意喚起

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※最新情報は出典元・各国大使館/領事館・公的機関のサイト等を必ずご自身でご確認下さい。

【ポイント】
○ 9月27,28日は、シーア派宗教行事チェヘラムに当たります。
○ カラチでは28日(火)、多数のシーア派教徒による行進が予定されています。
○ 宗教施設や行事の行われている場所に近寄らないように注意して下さい。

【本 文】
1 9月27、28日は、イスラム教シーア派の宗教行事チェヘラム「Chehlum」(預言者ムハンマドの孫フサインが殺害されたとされる命日「アシュラ」から40日目に実施される喪明けの儀式で、シーア派にとって重要な宗教行事のひとつ。)に当たり、多数の関係者が同宗教行事に参加することが予想されます。 カラチでは28日(火)、多数のシーア派教徒が以下の順路を行進する予定です。
行進開始:午後1時(午前中にカラチ市各所から参加者が集まります) 順路:ニシュタル公園→サダル地区(エンプレスマーケット前)→イラニアン・フセイニアン礼拝所 また、過去にはこの宗教行事を巡り、シーア派とスンニ派の間で死傷者を伴う衝突が発生しております。

2 現在までのところ、チェヘラムに関する脅威情報は確認されていませんが、同宗教行事に集まった人々を標的としたテロが発生する可能性もあります。

3 以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いいたします。特に、モスクや聖者廟等の宗教施設及び宗教行事が開催されている場所には近寄らないよう注意して下さい。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)宗教行事や集会が行われている場所には、決して近寄らない。
(3)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等))には出来るだけ近寄らないようにし、その他の場所(国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストラン、マーケット、報道機関、駅、バス停、大型商業施設等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

4 当日行進開始前から深夜まで、行進実施場所を中心として、市内で携帯電話の利用制限が実施される可能性があるため、他の連絡手段の確保に努めて頂きますようお願いいたします。

5 地図は以下のリンク先をご確認ください。
https://twitter.com/CGJapanKRC_SFT/status/1442369838605737987○ 当館「安全情報配信用ツイッター」
https://twitter.com/CGJapanKRC_SFT
○ 当館ウェブサイト
http://www.kr.pk.emb-japan.go.jp/j/
○ 外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0
○ 緊急時の連絡先
在カラチ日本国総領事館 電話(+92-21)3522-0800~11

【問い合わせ先】
在カラチ日本国総領事舘電話:021-3522-0800~11 FAX:021-3522-0820
メール:japan.consulate.karachi@kr.mofa.go.jp

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=120131