ベトナム ベトナム国内における新型コロナウイルス関連(ホーチミン市における新規感染者数の増加:注意喚起)

※各情報は最新・正確な情報を慎重に収集しておりますが、流動的なため予告なく変更となる場合がございます。
※フライト搭乗拒否や入国拒否された場合、その他発生した問題に対して当社は一切その責任を負いませんので予めご了承下さい。
※最新情報は出典元・各国大使館/領事館・公的機関のサイト等を必ずご自身でご確認下さい。

●ベトナム全土で感染者数が増加しており、特にホーチミン市においては11月中旬から新規感染者数は連日1,000人を超える日が続いています。在留日本人の中でも、複数の感染確認がされており、特に11月中旬以降に増加しています。
●ご自身のワクチン接種状況に関わらず、適切な感染防止対策は徹底して行い、一人一人が「感染しない、感染させない」といった意識をもって行動していただくことが肝要です。

1 11月29日午前でのベトナム保健省の発表によると、ベトナム国内における1日の新規感染者数は12,936人で、省市別の最多はホーチミン市1,454人で、同市における死亡者数は72人となっています。ホーチミン市においては11月中旬から新規感染者数は連日1,000人を超える日が続いており、感染者数及び死亡者数は日々増加傾向にあります。
また、ホーチミン市に在留されている日本人の中でも、複数の感染確認がされており、特に11月中旬以降に増加しています。日本人で感染された方の多くは規定回数のワクチン接種を終えており、無症状又は軽症で自宅隔離となっているケースが多いですが、中には症状が悪化して病院に搬送され、入院治療を受けた方もいます。 規定回数のワクチン接種を完了していれば大丈夫といった気の緩みが生じがちですが、ワクチン接種状況に関わらず、引き続き、適切な感染防止対策(マスク着用、消毒、集合しない、医療申告を行う、ソーシャルディスタンスを徹底するなど)を行っていくことが重要です。新型コロナウイルス感染症に対しては、一人一人の「感染しない、感染させない」といった意識とその行動の積み重ねこそが、最大の対策となります。

2 新型コロナウイルスに感染された場合は、感染者等からの情報に基づいて、居住地等(滞在先ホテル等を含む)を管轄する保健局が自宅隔離や病院搬送等の措置を決定します。 なお、ホーチミン市保健局は11月23日に「F0自宅隔離における健康観察ガイドライン」を発出し、以下の概要を案内しています。〇自宅隔離となるF0は、PCR検査又は抗原検査で陽性となった者の中で、以下の条件を有するもの。
(1)無症状又は軽症(軽症とは、血中酸素濃度が96%以上、呼吸数が1分間20回以下など)(2)年齢が1歳から50歳、基礎疾患を有しない、妊娠をしていない、肥満ではない(ただし、(2)の条件を満たさない場合でも、疾患の症状が安定している、2回のワクチン接種を完了している、1回目のワクチン接種から14日を経過しているなどの条件を踏まえて自宅隔離となる場合もある一方で、同居者の中に(2)の条件となる人が居る場合は、自宅隔離の条件を満たさないと判断される場合もある)。
〇自宅隔離の条件を満たしたF0は、COVID-19感染者管理センター(居住地を管轄する地区の保健局)から、自宅隔離中の遵守事項、自宅における療養や健康観察の方法について指導を受け、症状に応じた薬の投与を受ける。〇息苦しさを感じる場合(呼吸数が1分間20回以上、血中酸素濃度が96%以下など)は、医師に連絡を取って相談し、症状に応じて入院の可否などの判断を受ける。

 

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=123504