● ウラジオストク市内において、無許可タクシー運転手によるナイフを使った強盗事件が発生しました。
● 無許可タクシー(いわゆる白タク)や客待ちのタクシーは利用しないで、信頼できる会社からタクシーを手配してください。

１ ４月下旬、ウラジオストク市内で客待ちをしていたタクシー運転手２人がバーから出てきた男性を暗がりへ連れて行き、ナイフを突きつけ金品を奪う強盗事件が発生したと報じられています（なお、本件の容疑者は既に逮捕されています）。
２ これまでも同様の犯行が発生しており、当地警察は信頼できるタクシー会社からタクシーを手配するよう注意喚起しています。レストランやバー、空港等で客待ちをしているタクシーや無許可タクシー(いわゆる白タク)の運転手が声をかけてくることがありますが、その様なタクシーは利用しないで下さい。また、万が一強盗事件に遭ってしまった場合は、生命の安全を第一に考え、抵抗しないことが大切です。
３　なお報道にありますとおり、５月１１日にはロシア国内のタタルスタン共和国で銃器を使用した学校襲撃事件が発生しました。沿海地方においても、最近、銃器を使用した殺人事件、店舗等に対する強盗事件、手榴弾の爆発事案(自ら手に持った手榴弾を爆発させ自身が負傷した事案)等が発生しています。当地では、ライセンス取得や購入が容易であるため、日本と比べ銃器や爆発物が身近に存在しており、扱いに慣れた者も多いことから、その様な環境にいることを再認識し、被害に遭わないよう十分注意してください。銃撃や爆発音を聞いたら直ちにその場に伏せ、速やかに現場から離れるなど身の安全を確保してください。

 

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担当：藤村、鎌田

出典：外務省ホームページ　外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=112552