2021年05月21日 ナイジェリア 大使館からのお知らせ(治安に関する注意喚起)

※各情報は最新・正確な情報を慎重に収集しておりますが、流動的なため予告なく変更となる場合がございます。
※フライト搭乗拒否や入国拒否された場合、その他発生した問題に対して当社は一切その責任を負いませんので予めご了承下さい。
※最新情報は出典元・各国大使館/領事館・公的機関のサイト等を必ずご自身でご確認下さい。

【ポイント】

  • 21日の当地報道によれば、ナイジェリア治安機関は、FCT及びプラトー州ジョスにおけるボコ・ハラムによるテロの脅威情報を入手し、州警察に警戒強化を指示した模様です。
  • ボコ・ハラムをめぐっては、ISIL西アフリカ州(ISWAP)による攻撃を受け、指導者が死亡した旨の報道も流れており、情勢が不安定となっている可能性があります。
  • 在留邦人の皆様におかれましては、特にテロの標的となり得る政府関連施設や多数の人が集まる場所へお出かけの際は、被害に遭わないための安全対策に十分ご注意ください。

【本文】
1.21日、ナイジェリア治安機関がFCT及びプラトー州ジョスにおけるボコ・ハラムによるテロの脅威情報を入手し、州警察に政府関係機関や警察施設等に対する警戒強化を指示した旨の報道がありました。2.事実関係は未だ明らかになってはいませんが、ボコ・ハラムをめぐっては、20日、ISIL西アフリカ州(ISWAP)による攻撃を受け、指導者が死亡した旨の報道も流れており、これが事実であれば、組織内部の情勢が不安定となっている可能性があります。

3.当館では、引き続き関連情報の収集に努め、更なる動きがあれば、直ちにお知らせいたしますが、在留邦人の皆様におかれましては、現地報道等から引き続き最新の情報を入手するとともに、特にテロの標的となる可能性の高い政府関連施設や多数の人が集まる場所へ外出する際には、

○周囲の状況に十分注意を払い、可能な限り複数人での移動を心がける

○外出先において不審な状況を察知したら直ちにその場を離れる

など、犯罪に巻き込まれないために必要な安全対策を講じるように心がけ、万が一、周辺で不穏な動向を察知した場合には、絶対に現場には近づかず、現場から速やかに離れるなど、ご自身の身の安全を最優先に考えた行動をとるようにしてください。

4.テロ・誘拐対策に関しては、以下も併せてご参照ください。

(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(パンフレットは、https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html に掲載。)

(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは、http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html に掲載。)

(3)ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル
(マニュアルは、http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html に掲載)(問い合わせ窓口)

 

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=112624