ドイツ 連邦と州の合意を踏まえたバーデン=ヴュルテンベルク州の制限措置改正

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バーデン=ヴュルテンベルク州政府は、新型コロナウイルスに関する州令を改正しました。改正に関するプレスリリースの内容は以下のとおりであり、明日(1月28日)から施行されます。

※バーデン=ヴュルテンベルク州政府プレスリリース
https://www.baden-wuerttemberg.de/de/service/presse/pressemitteilung/pid/anpassung-des-stufensystems-der-corona-verordnung/

 

1 オミクロン株は「7日間指数」の記録的な数値をもたらしているが、現在の科学的知見によれば、オミクロン株は、デルタ株に比べて重症例の比率が低いとされる。しかしながら、感染者数の増加が保健システムに再度多大な負担を課す可能性は排除されない。これを受け、これまでの規則を変更し、警報段階2(Alarmstufe II)は、「7日間入院指数」の基準値(6.0)及び新型コロナウイルスによる集中治療室使用者の基準値(490人)の双方がその基準値に達するか、これを越える場合にのみ適用されることとする。

2 18歳以上のFFP2マスク着用義務は、警告段階及び警報段階において、基本的に近距離及び長距離公共交通機関、客船及び航空機において適用される。

3 バーデン=ヴュルテンベルク州内の現在の状況を踏まえ、1月28日から警報段階1が適用される。

 

4 警報段階1(Alarmstufe I)の変更点

(1)見本市、展覧会の開催は許可されない。
(2)クラブ、ディスコ等は閉鎖される。

(3)劇場、オペラ及びコンサート等の行事、映画上映会、ガイドツアー、並びに、説明会、事業所・団体行事、スポーツ行事及び会議の人数制限は以下のとおり。
・屋内では、2Gの場合収容能力の最大50%(ただし1500人を越えてはならない)、又は、任意で2Gプラスルールを導入する場合は収容能力の最大50%(ただし3000人を越えてはならない)。・屋外では、2Gの場合収容能力の最大50%(ただし3000人を越えてはならない)、又は、任意で2Gプラスを導入する場合は収容能力の最大50%(ただし6000人を越えてはならない)。
・500人以上の参加者を越える行事については、指定制の着席又は立席とする。最大10%を立席とすることができる。

(4)市民祭では屋外であってもFFP2マスク着用義務が適用され、訪問者の上限を50%とする(ただし2Gの場合最大3000人、2Gプラスの場合6000人までとする)
(5)警報段階において、カーニバルのパレードは許可されない。

(6)3Gが適用されこれまでPCR検査の陰性証明が必要であった分野では、今後迅速検査の陰性証明で足りる。
(7)宗教活動に資する行事は、2022年2月14日以降、警報段階において、3Gが適用される。

(8)飲食店では屋内・屋外共に2Gが適用される。

5 警報段階2(Alarmstufe II)の変更点警報段階2の場合、市又は郡において2日間連続で10万人あたりの「7日間指数」が最低1500であることが確認された場合にのみ、外出制限が適用される。これまで500であった当該指数の引き上げにより、オミクロン株による新たな状況に対応する。

 

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=127091