○新型コロナウイルス対策高等委員会は、新たな措置を発表しました。
○オマーン保健省は、６月中に毎週２０万回分、計約１２５万回分のワクチンを受領予定であると発表しました。

１　６月２日、オマーン政府の新型コロナウイルス対策高等委員会は、新たな措置を決定、発表しました。
（１）収容人数１００名以上のモスクについて、１日５回の礼拝時に限定し再開を認める（金曜日の礼拝は認めない）。（２）午後８時から午前４時までの商業活動の禁止措置を解除する。商業活動の再開においては、商業施設及び飲食店において収容人数を定員の５０パーセント以内とする措置を遵守する。また、１２歳未満の子供の商業施設への立ち入り制限を解除する。
（３）展示会、結婚式及び類似する集団での活動について、収容人数を定員の３０パーセント未満、最大３００名を条件に認める。会場では感染予防措置を徹底する。（４）オマーン人及びオマーンに居住するＧＣＣ国民は、日常業務を遂行するためにオマーンとＧＣＣ 諸国との国境を越えた移動を許可する（それぞれの勤務地から委託された任務の証明を提示する必要がある）。
（５）感染予防策を徹底した上で、海岸及び公園への立ち入りを認める（集団活動は認めない）。（６）感染予防策を徹底した上で、屋外で実施する団体でのスポーツの再開を認める。
（７）運動施設について、収容人数を定員の５０パーセント以下とすることを条件に再開を認める。（８）プール、体育館及び宿泊施設のジムについて、利用者を住人及び会員証所有者に限定して再開を認める。
（９）すでにオマーンへの入国が禁止されている１２か国（スーダン、ブラジル、ナイジェリア、タンザニア、シエラレオネ、エチオピア、英国、インド、パキスタン、バングラデシュ、エジプト及びフィリピン）について、追って通知があるまで入国禁止措置を継続する。新たにタイ、マレーシア及びベトナムを禁止国に追加し（過去１４日以内の経由も含む）、６月５日（土）午後２時から追って通知があるまで入国禁止とする。オマーン国民はこれらの国への渡航は控えるよう求める。２　６月１日、 オマーン保健省は、６月中に毎週２０万回分、計約１２５万回分（約１１０万回分がファイザー製、約１５万回分がアストラゼネカ製）のワクチンを受領予定であるとし、今後のワクチン接種計画について、すでに開始している一般教育修了資格（ＧＥＤ：General Education Diploma）試験受験者及びその関係者への接種に続く新たな対象者を以下のとおり発表しました。将来的には人口の７０パーセントに相当する１２歳以上の全対象者へのワクチン接種を目指すとしています。
（１）未接種の民間の医療従事者、基本的サービス従事者、軍及び行政機関の職員（２）４５歳以上の者（６月第３週から開始）。すでに１回目を接種済であり１０週間経過している者に対しては、６月中に２回目の接種を実施。
（３）高等教育・科学研究・技術革新省傘下の高等教育機関に在籍する学生３　５月３０～６月３日のオマーン保健省の発表を取りまとめると、５月２７日に８４７件、２８日７３５件、２９日に８１７件、３０日に１，０４１件、３１日に１，０４７件、１日に１，２５８件、２日に１，１７３件の新規感染を記録し、２日までの累積感染症例数は２２０，７０２件（死亡件数は２，３８５件、治癒件数は２０２，０２１件、治癒率９１．５％）、２日の入院件数は８７１件（新規１４０件、ＩＣＵ２６４件）です。
６月２日、オマーン保健大臣は、オマーンにおけるコロナ感染者数がラマダン明けのイード・アル・フィトル以前に比べ増加していることを認めましたが、増加は一時的なものであるとし、引き続き感染防止に伴う遵守事項の徹底を求めました。また、新型コロナウイルス対策高等委員会の決定によって再開された活動も、予防策が徹底されていないことが確認されれば再度閉鎖される可能性があると加えました。４　オマーン空港のホームページにおいて、オマーン入国時の要件や手続き等が掲載されておりますので、以下リンクをご参照下さい。https://www.omanairports.co.om/news/en/update-on-travel-restrictions-related-to-covid-19/

５　オマーン保健省は、(1)２月９日のツイッターでオマーン入国者の空港到着時、(2)同１０日にはオマーン入国者以外のＰＣＲ検査陽性者及び同陽性者との濃厚接触者の所要手続きについて、フローチャートを掲載しています。以下のリンクをご参照下さい。(1) https://twitter.com/OmaniMOH/status/1359037274760114179/photo/1
(2) https://twitter.com/OmaniMOH/status/1359364175961747459/photo/1６　ご自身の健康とオマーン国内での感染拡大防止のため、不要不急な外出は避けて、外出時にはマスク着用を忘れずに（公共の場でのマスク不着用に対する罰金は１００オマーン・リヤル）、十分な感染予防に引き続き努めてください。
（新型コロナウイルスの感染・疑いがある場合は、必ず当館までご一報ください。）このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

（問い合わせ先）在オマーン日本国大使館
－住所：Villa No.760、 Way No. 3011、 Jamiat Al-Duwal Al-Arabiya Street、 Shati Al-Qurum－電話：（＋968）24601028
－FAX：（＋968）24698720－ホームページ：https://www.oman.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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出典：外務省ホームページ　外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=113421