ベルギー 新型コロナウイルス対策(協調委員会:首相府コミュニケ)

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ベルギーにお住まいの皆様、及びたびレジ登録者の皆様へ昨4日、協調委員会が行われ、首相府よりコミュニケが発出されましたので、仮訳文を以下のとおりご案内いたします。(参照アドレス:ドゥ=クロー連邦政府首相ホームページ)
https://www.premier.be/fr/comite-de-concertation-des-voyages-libres-et-surs-cet-ete

【仮訳文】
(タイトル)協調委員会:今夏の自由で安全な旅行本日、連邦政府及び連邦構成体政府は、協調委員会において会合し、今夏の自由で安全な旅行のためのモダリティを設定した。来週6月9日(水)、夏の計画の第一段階、とりわけ飲食業における屋内空間の開放及び労働者の職場への復帰の日について、効力が生じる。
協調委員会は、集中治療室におけるコロナ患者数が引き続き下がっており、500床の目標値を十分下回っていることを確認する。ワクチン接種のリズムもこれに続き、2週間前の時点で、リスクのある者10人中8名以上がすでに一回目のワクチン接種を行った。
●引き続き慎重に
協調委員会は、最大限の国民にワクチン接種を行うという目標を確認する。当面、慎重さが適用される。接種後、ワクチンが適切な保護を提供するまでに3週間までの期間を置かなければならない。この期間の間、感染したり、重篤症状に陥ったり、他者を感染させる可能性がある。引き続き、マスク着用や1.5mの距離といった行動ルールの遵守が推奨される。
●自由で安全な旅行
協調委員会は、今夏、EU内の自由で安全な旅行のためのルールについても決定した。これは、EUのコロナ電子証明書のおかげで可能となるものである。7月1日以降EU全加盟国で利用される当該証明書は、当該証明書保持者がワクチン接種済み、陰性証明済み、または、コロナから完治したことを証明するものである。
EU域外国への渡航は、引き続き、強い自粛が求められる。

1.外国滞在後のベルギー人(注:以下、2.が「到着」、1.が「帰国」とかき分けられていること、また、コミュニケに別添されているパワーポイントの記述との整合性を踏まえれば、「ベルギー居住者」も1.に含まれると理解される。)の帰国・緑または橙ゾーンからの帰国
検疫隔離義務または検査義務なし。注意:滞在中にゾーンのステータスは変わりうる。・赤ゾーンからの帰国
-ワクチン接種を完全に終えている(+2週間)、最近のPCR検査で陰性である(72時間以内)またはコロナから完治したことを証明するコロナ電子証明書保持者は、検疫隔離を行う必要はない。-到着時に検査を受ける者(1日目または2日目)は、検疫隔離を行う必要はない。12歳以上の若年者については、PCR検査の陰性証明が求められる。12歳未満の子供については検査が免除される。

・非常に高リスクのゾーンからの帰国(変異株が懸念されるゾーン):-10日間の検疫隔離義務及び1日目及び7日目のPCR検査の実施
-当該義務は、完全にワクチン接種を終えた者または対象国において陰性を示した検査を実施した者に対しても適用される。これは、我々が欧州から遠ざけようとしている危険なウイルス変異株に関するものである。2.ベルギー非居住者のベルギーへの到着
・緑または橙ゾーンからの到着-検疫隔離義務または検査義務なし。

・赤ゾーンからの到着-ワクチン接種を完全に終えている(+2週間)、最近のPCR検査で陰性である(72時間以内)またはコロナから完治したことを証明するコロナ電子証明書保持者は、検疫隔離を行う必要はない。
-ベルギー到着最大72時間前に検査が実施されていなければならない。・EU域外国からの到着
-EU域外国から到着した者は、EUが承認しているワクチンのうち1つのワクチンの接種を完全に終えており(+2週間)、かつ、到着日にPCR検査を受けなければならない。検査が陰性の場合、当該者は、検疫隔離を遵守しなくてもよい。・非常に高リスクのゾーンからの帰国(変異株が懸念されるゾーン):
-ベルギーに居住しておらず、かつ、直近の14日間のうちいずれかのタイミングで非常に高リスクゾーンにいた非ベルギー人(注:パワーポイントには、「直近の14日間」という条件は記載されておらず。)は、ベルギー領への入国禁止が適用される。交通機関職員及び外交官の必要不可欠な渡航については例外となる。当該者は、義務的に10日間の検疫隔離を遵守するとともにPCR検査を1日目及び7日目に受けなければならない(注:コミュニケに別添されているパワーポイントでは、「1日目及び2日目」となっているが、パワーポイント資料が間違えていると思われる。)。検疫隔離は、必要不可欠な理由のためにのみ中断することができる。3.外国への出発
コロナ電子証明書を所持する者は、EU加盟国を自由に旅行することができる。これが基本原則ではあるが、渡航先国は、常に付随条件の設定の決定を行うことができる。したがって、渡航先国またはトランジット国において効力を生じている正しい渡航条件を事前に十分に確認しておくことが非常に重要である。これは、よくないサプライズを避けるためである。

●渡航者位置特定フォーム(PLF)は引き続き有効PLFフォームの使用は引き続き変わらない。
職業上の渡航とそうではない渡航との区別は以下のとおり:7月1日以降、職業上の渡航を行う者についても、ビジネス海外渡航(注:Business Travel Abroad、これまでBTAフォームとして導入されてきたもの)に代わり、PLFに記入しなければならない。

●PCR検査2回分無料6歳から17歳までの子供及び青少年並びにまだ完全にワクチン接種を終えておらず、免疫がない者については、55ユーロを上限として、PCR検査費用が払い戻される。これは、公衆衛生省のコロナ検査指示コード受領後、ベルギーにおいて実施された検査に関するものである。
財政支援は、7,8,9月の間、最大二度まで請求可能。
●飲食業の開店時間
6月9日以降、飲食業の開店時間は、朝8時から5時に前倒しされる。一方で、協調委員会は、6月9日以降、閉店時間につき、屋内・屋外ともに23時半とする。

●試験イベント協調委員会は、7月1日から8月31日までの間に行われる、約30の試験イベントの合意手続を決定した。目的は、利用可能な科学データを考慮に入れながら、全く安全にイベントを開催する方法に関する知識を得ることである。
とりわけ、「コロナ・セーフ・チケット(COVID Safe Ticket)」の利用、空気の質、大衆の管理を調査するため試験イベントを行うことが予定される。
●大規模イベント
協調委員会は、一方で、8月13日以降開催されうる、より大規模なイベントのための条件を明確にする。かかるイベントへの参加者は、完全なワクチン接種(+2週間)の保証を所持するか、または、PCR検査陰性証明を見せるか(少なくとも72時間前)しなければならない。さらに、現場での迅速抗体検査を実施する可能性もある。訪問者の最大者数の上限は、7万5000人となる。

●次回協調委員会次回協調委員会は、6月11日に開催され、とりわけ7月1日以降の夏計画の実施の継続について傾注する。

●最後に、、、以下があなたの夏を完全に楽しむための10の事項・コツである
1.ワクチン接種を受けましょう。ワクチン接種をすればするほど、我々の安全はより安全になります。
2.手を定期的に洗いましょう。そして、肘内で咳・くしゃみをするなど、引き続き、他の衛生措置を守りましょう。
3.病気ですか?症状がありますか?自宅待機し、かかりつけ医に連絡しましょう。
4.もしまだワクチン接種をしていない場合には、自己検査をしましょう。自己検査は、薬局で入手可能です。
5.屋外での活動を優先しましょう。その通り、外は、より安全です。
6.小さな集団となることで、あなたは利益を受けます。5名で集まることは、50名で集まるよりも安全です。
7.グループのすべての人はワクチン接種しましたか?そうであれば、マスクを外すことができます。
8.屋内空間の風通しをよくし、換気をしましょう。そこにウイルス雲を作らないようにするために。
9.引き続きもう少し距離をとりましょう。全員がワクチン接種を終えるまで、1.5mの距離を保ちましょう。これは、より慎重な方法です。
10.旅行中も引き続き慎重になりましょう。コロナ電子証明書をダウンロードしましょう。コロナアラートアプリをダウンロードしましょう。そして、現地の措置について情報を得ましょう。

決定内容の資料は以下からダウンロードしてください。https://www.be.emb-japan.go.jp/files/100197971.pdf

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■■ベルギー国立公衆衛生研究所では,新型コロナウイルスに関する感染者数等の情報を公表しています(毎日午前4時に更新)
https://www.be.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_200923-1.html
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住所:Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, Belgique
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Fax :(02) 513-4633
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当館休館日:https://www.be.emb-japan.go.jp/itpr_ja/aboutus_embassy.html

 

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=113492