アラブ首長国連邦 新型コロナウイルス関連感染症対策(UAE政府による規制措置の緩和)

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【ポイント】
●9月26日、UAE政府は、新型コロナ感染対策のためのマスク着用義務等の規制措置を9月28日から緩和すると発表しました。
●マスクについては、病院、公共交通機関及びモスク等礼拝所を除く公共の場所での着用は任意(したがって、各学校での着用も任意)となり、航空機搭乗時の着用は各航空会社の判断となります。ただし、食事提供者や感染者等は引き続き着用が義務です。
●PCR検査で陽性となった感染者の自宅等での隔離期間が5日間に短縮されます。濃厚接触者は、無症状の場合、自宅隔離もPCR受検も不要です。
●アブダビで広く利用されているアル・ホスン・アプリのグリーン状態を維持するためには、ワクチン接種者等は30日毎の、未接種者は7日毎のPCR受検が必要となります。

【本文】
1 9月26日、UAEの国立緊急事態・災害管理当局(The National Emergency Crisis and Disasters Management Authority: NCEMA)は、新型コロナウイルス感染症対策の一環としての、これまでの室内におけるマスク着用義務等の規制措置を、9月28日から緩和すると発表しました。

2 緩和される規制措置等の概要は以下のとおりです。
(1)マスク
ア 公共の場所における着用は、病院、公共交通機関及びモスク等礼拝所を除き、任意となります。
イ したがって、各学校でも、教員も生徒・学生も着用は任意となります。KHDAも、「9月28日から、私立学校、幼稚園、大学及びトレーニング機関におけるマスク着用を義務化しない」と発表しています。
ウ 航空機搭乗時の着用も義務では無くなりますが、各航空会社の判断により乗客に着用を求めることは可能となります。
エ 一方で、全ての食事提供者、新型コロナウイルス感染者、新型コロナウイルス感染が疑われる場合は、着用が引き続き義務となります。

(2)自宅隔離
ア 新型コロナウイルスに感染した場合の自宅等での隔離期間は、これまでの10日間から5日間に短縮されます。
イ 感染者の濃厚接触者は、無症状の場合は、自宅等での隔離もPCR受検も不要です。

(3)アル・ホスン・アプリのグリーン・パス制度
ア アブダビ首長国在住者は、アル・ホスン・アプリのグリーン・ステータスを維持するために、ワクチン接種者と免除者はこれまでの14日毎から30日毎の、ワクチン未接種者は引き続き7日毎の、PCR受検が求められます。
イ なお、連邦政府機関や同団体に職員や訪問者が入館する際には、引き続きグリーン・パス制度が必須条件であり、同制度は観光や民間労働者にも拡大される予定です。

(4)新型コロナ感染症の症例数の公表
ア 連邦政府による毎日の症例数の発表は行われなくなります。
イ ただし、保健予防省、連邦競争力・統計センター、及びNCEMAの公式サイトでは、引き続き関連する最新データが公表されます。

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出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=136937