中国 新型コロナ(四川省、貴州省、雲南省のコロナ規制策の緩和に向けた動き:12月5日現在)

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●中国政府の対コロナ政策の緩和表明を受け、12月初旬頃より、成都市を含む四川省、貴州省、雲南省の一部省市で規制を緩和する動きが見られます。
●成都市、昆明市の政府発表を中心に、当局がこれまで公表した主な緩和措置は以下のようなものがあります。
(1)一部の必要人員を除き、必要がない限りPCR検査を行う必要はない。
(2)公共の施設に入る場合のPCR陰性証明を不要とする(【成都市】ただし、一部病院で同証明を必要とするとの情報があるところ、個別の確認が必要です。)
(3)地下鉄・バス等公共交通機関の利用時には緑色の「健康コード」と「場所コード」の主体的提示が求められる。
(4)空港、高速鉄道を利用する場合、48時間以内のPCR陰性証明が必要。
●なお、他都市からの来訪者に対する西南地域の主要都市の防疫措置は以下のとおりです(現時点の最新情報を掲げていますが、今後変更の可能性があるところ、必ず最新の情報を確認するようにして下さい。)

【成都市】(12月4日付)
(1)成都市への到着者は全員、滞在社区への報告、24時間内のPCR検査陰性証明等が必要。
(2)7日内に高リスク地域から来た者は7日間の自宅隔離とその期間内のPCR検査4回を行う。
(3)7日内に低リスク地域から来た者は3日連続3回のPCR検査(24時間以上検査間隔を空ける)と到着後5日目にもう一度PCR検査1回を受ける。

【昆明市】(11月22日付)
(1)昆明市への到着者は全員、滞在社区への報告等が必要。
(2)重慶市、成都市等の高リスク地域からの来訪者は、3日間の自宅健康観察を行い,その間3回のPCR検査を行う(24時間以上検査間隔を空ける)。
(3)上記(2)以外の来訪者は3日間に2回のPCR検査を行う。

【重慶市】(12月4日付)
(1)重慶市への到着者は全員、滞在社区への報告、48時間内のPCR検査陰性証明等が必要。
(2)7日以内に感染が発生した市(直轄市については区)からの来訪者は3日間に2回のPCR検査を行い(24時間以上検査間隔を空ける)、2回目の結果が出るまでは自宅等から出ないこと(外出の場合は社区の許可が必要 )。

●上記は成都市・昆明市を中心にまとめた情報であり、滞在・往来する省市区によってそれぞれ政策や措置は異なります。ついては、正確な内容や詳細について必ず当該地域政府当局の発表する最新情報等を確認するようにして下さい。
●併せ、公共交通機関の利用や公共の場所の立入り等の際には、マスクの着用や体温検査、対人距離1mの維持等が求められることが多いところ、必要な条件について確認するようにして下さい。
●一方、成都市や昆明市をはじめ、省市によっては引き続き新型コロナ感染者が確認されています。ついては、自ら感染予防策を講じ、体調管理に気をつけるなど、十分に注意して下さい。
●いずれにしても、当分の間、新たな措置が打ち出されたり、緩和策を巡って混乱する等の可能性が予想されます。ついては、最新の情報に注意し、個別の移動等の際には必要な条件等を確認するなど、十分にご注意下さい。

 

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=138754