南アフリカ 新型コロナウイルス情報(ロックダウン調整された警戒レベル3への引き上げ)2021/06/16現在

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1 15日の演説で、ラマポーザ大統領は、第三波の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ロックダウン警戒レベルを「調整された警戒レベル3」に引き上げました。概要以下のとおりです。なお、ロックダウン「調整された警戒レベル3」の官報及びQ&Aは近日中に掲載予定です。

● 夜間外出禁止の時間は午後10時から午前4時までとする(改正前は午後11時から午前4時まで)。(但し、例外規定の一つとして以下が挙げられている)夜間外出禁止時間内にフライトで到着した場合、または夜間外出禁止時間内の移動が必要なため空港へ/から移動している場合。ただし、旅行者がフライトを証明する有効な搭乗券または航空券の写しを所持していることを条件とする。

● レストラン、バー、フィットネスセンター、映画館、博物館など一定の施設は、午後9時までに閉店する必要がある。これは、従業員や利用者が夜間外出禁止の時間の前に帰宅できるようにするためである。
● すべての集会は、屋内では最大50人、屋外では最大100人に制限される(改正前は屋内100名、屋外250名)。※会場が狭く、少なくとも1.5Mの距離を置いてこれらの人数を収容できない場合は、会場の収容人数の50%を超えてはならない。これには、社会的、政治的、文化的集会のほか、レストラン、バーなども含まれる。
●敷地外消費を目的とした小売店での酒類販売は、月曜から木曜の午前10時から午後6時の間のみ許可される(ただし,祝日を除く)。

●ビーチや公園など、すべての公共の場での飲酒は厳しく禁じられる。
●公共の場では、引き続きすべての人が鼻と口を覆うフェイスマスクを常に着用することを義務づけられる。有罪判決を受けた場合には、罰金又は6月以下の懲役或いは両刑併科に処せられる。●これら改正は6月16日から効力を生じる。

2 同演説によれば、南アでのワクチン接種プログラム(vaccination program)について,)は現在Phase 2に移行しており,150万人の医療従事者と60歳以上の人々が、ファイザーのワクチンの1回目の接種を受け、これまでにワクチン接種を受けた人の数は,約200万人となっているとのことです。また、J&Jからは、今月末(6月末)までに約200万のワクチンが南アフリカに届く予定であり、今後同社から受け取ったワクチンの初期分は、学校の教育者へ,その後は最前線の治安関係者へ接種される予定とのことです。

◆大統領府発表の演説テキストはこちらです。http://www.thepresidency.gov.za/speeches/statement-president-cyril-ramaphosa-progress-national-effort-covid-19-pandemic

なお、当国でのワクチン接種については自己の判断にて接種するかどうか判断してください。 また、日本政府は現在、海外在留邦人の方々で、在留先での新型コロナウイルスのワクチン接種に懸念等を有し、日本に一時帰国してワクチン接種を行うことを希望する方々を対象としたワクチン接種事業を、今夏以降、成田空港及び羽田空港又はその周辺で実施する方向で準備を進めています。

 

出典:外務省ホームページ 外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=114047