【ポイント】
〇　イボ人分離主義者グループ・メンバーが、２１日（水）に全国的な集会を行うと発表し、国民にこれへの参加を呼び掛けています。

〇　現在のところ、集会の場所、規模及び参加者数の見込みなどは判然としませんが、在留邦人の皆様におかれましては、抗議活動が行われている場所やデモ隊には絶対に近づかないようにし、関連報道等に注意するなどにより安全対策に努めてください。

【本文】
〇　イボ人分離主義者グループであるIPOB（Indigenous People of Biafra）のメンバーは、自身のSNSを通じて、逮捕拘束されている同グループのリーダー及びヨルバ民族独立を目指す活動家の解放を求め、連帯して全国的な集会を開催すると発表し、国民にこれへの参加を呼び掛けています。

〇　IPOB及びこれに関連する組織は、主に南東部において警察施設の襲撃等の事件を敢行していると言われています。現在まで集会の規模等に関する詳細な情報はありませんが、こうした状況から、集会が開催されている地域及びその周辺では暴力事件の発生が懸念されます。また、こうした活動は、主に政府機関の周辺や公共広場などで行われ、抗議活動会場付近では、交通渋滞が発生する可能性があります。
〇　当日は、イスラム教の犠牲祭の期間中でもありますので、在留邦人の皆様におかれては、外出の要否を十分ご検討いただき、外出される際には、抗議活動が行われている場所、デモ隊、その他多数の人が集まる場所へは近づかず、最新情報を入手するなどしてご自身の安全対策に努めてください。また、万一、被害に遭った場合や周囲に異常を発見した場合には、速やかに大使館にご一報ください。

 

出典：外務省ホームページ　外務省海外安全HPより↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=116380